覚えたての九九やボケ防止の九九に効果があります。
この百ますは、たてとよこの値が乱数になっています。
１枚１枚違うので、たくさんの人数で利用できます。同じ問題では「カンニング」ということもありますね。
A4版の紙に、プリントアウトして利用します。
FileMakerが稼働するパソコンなら機種に関係なく利用できます。iPadにFileMakerGo（無料ダウンロード）をインストールして利用できるように作っています。
ベクターサイトで販売中です。
100Japan
例えば、7×3は「しちさん」または「さんしち」と心の中で読んで、21という解（答え）を導きだします。九九をどのようにして利用するかがわかったら、九九を声に出さず紙に解を書く、といったトレーニングをしましょう。
九九は、掛け算を解くための方法の一つなので、六の段や七の段を正しく声に出して暗唱する必要はありません。六や七の段を正しく言えないからといって、将来、重要な障害になるようなことはありません。
最も大切なことは、九九を使うと一桁の掛け算が短い時間で解くことができる、という攻略を習得することです。
それがわかったら、後は、ひたすらトレーニングすればいいのです。
100TRA
九九の覚え始めの段階で、最初から満点を取る人はいません。九九のトレーニングは最初から一人ではできません。必ず、信頼できる大人がついていることが必要です。また、目標を決めて挑戦するのがいいようです。「よ～いドン！」で、何分でできるか測定してあげましょう。
字はのびのびと大きく書くようにしましょう。数字を小さく書くと算数が苦手になります。１つも間違わずにできた日を記録してあげましょう。目標とする解答時間を記録しましょう。
自分から進んで挑戦する姿が見られたら、大いに褒めてあげましょう。「百ます」がスラスラできるようになったら、１つ大人になったことを讃えましょう。できたことへの物的な報酬（プレゼントや金銭など）は外発的動機づけといわれ、賞罰がないと行動しなくなります。 反対に、厳しい言葉や躾のような強制も物的な報酬と同じで、「九九を使って掛け算を解く」という面白さが半減してしまいます。その結果、勉強に挑戦しようとする気持ちをなくしてしまうのです。
九九を習得するための時間は、他の人よりも長くかかるかもしれません。時間がかかっても諦めずに、できるまでとことん付き合ってあげましょう。
「百ます」ができるようになったら、計算は面白いと思ってくれるはずです。
100motibe
保護者も一緒に解いてみましょう。採点は、保護者と一緒に行うのがいいようです。
子どもは、『信頼できる大人が寄り添ってくれているのだ』『自分に注目してくれているのだ』という感覚だけで、十分に「やる気」を助けます。『今日はなんだかやりたくない』という信号を感じたら、やる気が出るまで話を聞いてあげたりして、やる気が出るのを待ちましょう。
九九を覚えることが保護者とのいい思い出となるよう、十分な時間と優しい気持ちをもって接しましょう。
九九を理解することは、算数がわかるようになる第一歩です。算数が分かれば数学がわかります。数学は、英語と同じ別世界です。別世界を一つでも多く持つということは、こころを豊かにし、長生きすることにつながります。子どもと一緒に長生きの訓練をしよう。
